和歌山県南部の中本農園で農薬不使用・化学肥料不使用で栽培した昔ながらの製法で、紀州南高梅と天日塩だけで漬けた手作りの梅干しです。
中本さんの梅干しは、しょっぱさと酸味が強い昔ながらの梅本来の味を楽しめます。
清流の里は3年~4年以上の長期熟成されています。
長い時間をかけて熟成する事で、水分が抜け塩味のカドが取れ、昔ながらの天日干しの梅干しが味わえます。
果肉の水分が抜けているため、お好みよっては、梅酢などに数日浸けてお召上がりください。
■中本農園さんの梅干し作り
生産者の中本さん
中本梅農園の梅干しは、農薬不使用で栽培した梅を使い、梅の栽培から梅干し作りまで一貫してすべてを行っています。
肥料といわれるものは施さず、生もみ殻を年に数回施しますが、極力土への投入をしないように農薬不使用・無添加で育てています。
梅の農薬不使用栽培は、至難のワザといわれるほど難しく、梅に黒い斑点が残ることもあります。
塩分濃度は15%で作っていますが、干して水分を飛ばしますので約20%くらいになります。
「清流の里」は、梅を漬けて3年~4年ものになります。
自然で、安全なすっぱい昔ながらの梅干をぜひご賞味ください!
■梅干しが持つ健康パワー
日本人は昔から疲労回復、防腐作用、風邪の予防など、元気の源として、梅干しを食べてきました。
昔ながらの梅干しは、しょっぱく酸っぱい!ものでしたが、最近の梅干しは、ハチミツなどを使った甘い梅干しも多く、昔ながらの梅と塩だけで漬けている梅干しは少なくなってきました。
梅干しの効能には殺菌効果や整腸作用などがあり、古くより民間で使われてきました。
梅に含まれるクエン酸は、疲労回復にも効果的です。
クエン酸はエネルギーの元を作り出す回路をスムーズに動かす作用を持っているため、疲労を蓄積しにくくする働きがあります。
疲れがたまっている体には梅干しがおすすめです。
また、梅に含まれるクエン酸にはカルシウムの吸収を促進する効果があります。
梅を日々の食生活に取り入れることでカルシウムの吸収率を高めてくれます。
■梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)がおすすめ
<準備するもの>
- 梅干し…1個
- 純正醤油…大さじ1
- 熱い番茶…適量
- 生姜汁…2滴
- 湯のみ茶碗
<作り方>
- 中くらいの梅干し一個を種を取り、湯のみ茶碗に入れて突き砕く。
- 醤油を入れて練る。
- 生姜のおろし汁を落とす。
- 熱い番茶を八分目ほど注いでかき混ぜる。
※空腹時に服用してください
※味の濃さは美味しく感じるように各自調節してください
■梅干しを使った料理あれこれ
■農薬不使用の梅干しは、見かけが悪いことをご承知ください。
梅はりんごなどと同じ、バラ科の落下果実です。
これらは表皮が薄くて天候の変化にとても敏感です。
そのために、強風や長雨、干魃などの天候異変の影響や、それによって引き起こされる様々な病気にも掛かりやすい果実です。
中でも黒い斑点が付く黒斑病は、見た目が悪いので梅の価値がグンと下がってしまいます。
そのために、多くの農家は黒斑病が広がる前に農薬散布を施します。
でも、お届けする梅干しは農薬不使用・化学肥料不使用・無施肥の自然栽培です。
天然の薬草などを使って対処するものの、年によっては黒点が多く出てしまう年もあります。
お届けする梅干しに黒点が多く付いていることがありますが、それは梅漬けした年が、天候異変の影響を多く受けた年だったということで、農薬などの化学薬品を一切使用していない証です。
黒点が付いた梅でも、中の果肉や味・風味には全く問題はありません。
きれいな梅よりも何十倍も美味しくて効能の高い農薬不使用梅です。
どうぞ、ご理解ください。
漬けてから2~3年ものの梅干しになりますので、市販品より水分が少なく感じる場合があります。
見かけよりも中身を重視する方におすすめしております。
農薬不使用 南高梅 梅干し「清流の里」 内容量:1kg ※箱入り