大麻は古来より、神様が宿る依り代として神聖なものとして扱われてきました。
「精麻」は大麻の皮を剥ぎ、表皮の滓(かす)などの不純物を取り除き、研ぎ澄ました繊維で独特の光沢を持つ強靭な繊維です。かつては、麻といえばこの精麻を指していました。
この精麻は、平成23年度に「農林水産大臣賞」を受賞した、栽培技術に優れた大麻農家さんがつくった栃木県鹿沼産の精麻(せいま)です。
縄文の時代から大麻は使われていた
麻は日本人との関わりが古く、およそ1万年前の縄文時代の遺跡からも麻でつくられた縄や編物が出土されました。
日本人は昔は麻を医衣食住に用いるため日本各地で栽培しており、古代から日本人の生活には欠かすことができないものでした。
戦後の大麻取締法により大麻栽培は免許が必要となり、国内での生産量は減少しています。
大麻は神様が宿る依り代
大麻は古来より神様が宿る依り代(よりしろ)として魔除けの効果があるとされ、けがれを祓い、神域をつくりだすための神祭具として麻製のしめ縄や幣束(へいそく)などに用いられています。
伊勢神宮でいただく御神札(おふだ)の正式名称は「神宮大麻」とよばれ、同様にお祓いで使う道具そのものを「大麻」(おおぬさ) と呼び、日本神道と麻は切っても切れない関係があります。
麻のある生活が日本人の「精神性」を高めた
私たちが住んでいる地域に神社があります。
その神社や家庭の神棚などにも大麻(精麻)が用いられています。
昔から私たち日本人の身近な生活環境の中には、知らずと大麻が飾られ用いられていた影響で、日本人は精神性が高いと言われています。
- 神社の鈴縄の中に大麻
- 巫女さんの髪を束ねる繊維が大麻
- 神社のしめ縄
- 各家庭にある神棚のお札の中に大麻
- 相撲などの神事のしめ縄の中
このように、私たちの身近なところに「麻」が存在しています。
日本人が精神性が高いと言われているのは、古来から日本人は「麻」のある生活をしていたからなのです。
精麻で身の内のけがれを祓い清める
精神性を高める大麻エネルギーの製品を身につけたり、麻繊維でもある精麻を使って毎日の穢れを祓い落とすことで、毎日、神聖なエネルギーのもと生活ができるようになります。
大麻繊維は、地球の環境や体の健康にもよく「光を放ち、輝く繊維」といわれ、水でも塩でも祓えない穢れは麻で祓え、といわれるほど神聖な力があると言われています。
精麻の使い方
▼精麻の使用のおすすめ方法は、自祓いです。
精麻の垂らしの部分を手で触れてひき撫でると穢れ(氣枯れ)が祓われると言われています。ぜひ、体感してみてください。
1本より3本を束ねて使用すると使いやすいです。
▼玄関などの出入り口や壁に飾る。
▼裂いて紐をつくり、身近なアクセサリーなどに
▼神棚にそのままあげる
●生産地:国産(栃木県産)
●サイズ:薄皮の状態で約190cmほど